カントン包茎を治すための器具が存在する?
皮膚の口あたりの伸縮性が足りず、無理に包皮をむいてしまうと締まったような不快感を感じるカントン包茎には、専用の器具も存在します。
見た目は華奢なペンチのような形をしており、矯正器具の先端は痛みを感じにくいよう丸みを帯びています。
その先端を包皮の中に優しく差し込み、少しずつゆっくりと広げていくというのが正しい使い方です。
徐々に包皮が広がっていきますと、「仮性包茎」の状態になります。
一日2回に分けてそれぞれ30分ほど使用することが望ましいとされていますが、寝る前の30分のみでも効果は感じられるとのことです。
カントン包茎から仮性包茎に至るまでの期間は、個人差にもよりますがおよそ1ヶ月から2ヶ月くらいが一般的な目安と言われていますので、焦らずに進めていくことがとても重要となります。
その後、余分な皮が多く余ってしまっている場合には病院やクリニックにて手術するという選択肢もあります。
購入すれば自宅で改善できる
カントン包茎に関しましては、改善のために矯正器具を購入すれば誰にも知られずにこっそりと症状を治すことが可能とされています。
「病院やクリニックへ行くことは敷居が高い」、と考えていらっしゃる方にはまさにうってつけのアイテムと言えるでしょう。
また、クリニックまで向かう労力や費用の面から見てもコストパフォーマンスは良いとされています。
ひとつ注意点としましては、「無理な負荷をかけずに正しく使用する」といった点です。
カントン包茎に関する知識がどうしても専門医より劣る素人では、「早く改善させたい」などの焦りから、力の入れ具合を間違えて強く使用してしまう可能性も考えられます。
早ければ一週間程度で改善することも可能とされているようですが、別の皮膚トラブルを招いてしまう危険性もありますので、ネットの口コミやメーカーの謳い文句などには惑わされずにご自身に合ったペースで少しずつ治して行くことが大切です。
まとめ
カントン包茎を治すための矯正器具は正しく使用すれば希望通りの効果が得られるとされています。
誰にも知られること無く自宅で気軽に行えるというメリットはかなり魅力的ではありますが、その反面で決して無理な力を入れず、「毎日少しずつ」を心掛けることがとても大切なポイントとなってきます。
別のトラブルを起こしてしまった場合にはそのまま放置せず、すぐに専門医が在籍している病院・クリニックに問い合わせるのが良いでしょう。